デンマーク稲門会

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                                                      2017.4 早稲田学報

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デンマーク稲門会について
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デンマーク稲門会は2016年に発足した、海外稲門会の中でも若い会の一つです。デンマークは小さい国ですが、童話作家のアンデルセンや陶磁器のロイヤルコペンハーゲンなどで有名です。在住日本人は少なく(16年6月時点で約1,600人)、日系企業の進出も少ないため、今まで稲門会がありませんでした。ワーキングママでもある幹部三役が過去に他国で稲門会に参加していて、「デンマークにもぜひ稲門会を!」という思いが一致したことから、当会を発足しました。ゼロからのスタートでしたが、古巣のシドニー稲門会などから多大なるご協力をいただき、学報に掲載されるまでになりました。幹部一同うれしい思いでいっぱいです。

現在は、留学中の現役早稲田生を含め15人が在籍しています。活動は月1回程度の親睦会が主ですが、今後活動とメンバーの輪をさらに広げていきたいと思っています。校友の皆さま、旅行や出張でお越しの際は、ぜひご連絡ください。
足立 奈穂(2002年政経)

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2017年新年会

会長メッセージ


「これ、おいしいから食べな!」
近所のオバちゃんを彷彿させるこの言葉が、こんなにも慈愛に満ちたものであったとは。

昨年、発足したてのデンマーク稲門会に、早稲田大学からの交換留学生4人が入会した。デンマークに来たばかりの彼らは、口をそろえて「日本食が恋しい」と言う。そう聞くと、私は若い子におなかいっぱい、ほかほかご飯のおにぎりや薄切り肉のお鍋を食べさせてあげたくなってしまう。
 
そういえば10年ほど前、メルボルン稲門会に所属していた際、当時学生だった私はいろいろな人にかわいがってもらった。そのときの先輩たちもこういう気持ちで私に親切にしてくれていたのだろうか。ありがたいことだ。巡り巡って、今は私が後輩たちにおいしいものを振る舞っている。そして、将来この学生たちが彼らの後輩たちに親切にする。まさに稲門会で引き継がれる「オバちゃん」的慈愛の輪。
 
この綿々と続いていく無償の愛を垣間見られただけでも、デンマーク稲門会設立のかいがあった。海外に住む校友の皆さまは、ぜひ稲門会に参加、もしくは設立してこの輪を広げてほしいものである。
渡邉 英理(2003年文学)

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デンマーク稲門会の人々

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まさかデンマークで稲門会発足メンバーになるなんて、在学時には想像もしていませんでした。異国に住んでいると日本人同士の絆は自然に深まりますが、中でも「え? 早稲田出身?!」という一言は大きく、一気に心の距離が縮まり、話に花が咲きます。そんなとき、「あぁ、早稲田出身で良かったな」と感じます。仕事・結婚・留学などいろいろな理由でデンマークにいる人たちが「Waseda」の合言葉で集まり、盛り上がれることに感謝です!
針貝 有佳
(2005年文学、08年社学研修)

デンマークといえば、童話、デザイン家具、玩具などが日本でよく知られています。それ以外にも、医療器具、電信線、福祉モデルなど、さまざまな分野で両国が大きく関わっていることを、コペンハーゲンと東京を行き来するたびに深く感じます。早稲田で学んだことや、出版や映像など自分の活動分野が両国を結ぶ仕事の基盤になるとは思いもしませんでしたが、これからもこの二つの素晴らしい国の絆が深まるよう頑張りたいと思っています。
ストックホルム エスベン 玲穂奈 大田(2007年日本語教育研究センター別科日本語専修課程)

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2016年忘年会。外食は高いので、ホームパーティーが基本

デンマーク稲門会の結束力の強さに、交換留学生の私は助けられています。環境先進性や大学レベル、ヤンテの法に基づく国民性などに惹かれて留学先に選びましたが、初めての海外生活ゆえにトラブルの連続です。メンバーの方々のおかげで、トラブルも多々解決できました。また、海外で活躍する卒業生のお話は貴重かつ、ためになります。入会当時19歳の私を歓迎してくださった当稲門会に感謝しつつ、帰国後もつながり続けたいと思います。
澤井 俊典(法学部2年)

僕はデンマークに来るまで、デンマークがどんなところなのかあまりイメージが湧かず、現地の人々がどのような生活をしているのか想像もつきませんでした。実際デンマークに来て、現地で生活しているデンマーク稲門会の方々とゆったり食事をしながら話を聞けたことは、現地の人々とあまり関わる機会のなかった自分にとって、とても貴重な体験でした。デンマーク稲門会は雰囲気が良く、アットホームで居心地の良いところです。
森田 賢東(国際教養学部2年)

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デンマークの魅力
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デンマーク南部の小都市の冬景色

デンマークはドイツの北に位置するユトランド半島と多くの島からなる国で、人口は約570万人と日本の20分の1ほどです。あまり知られていませんが、玩具のレゴや音響機器のバング&オルフセンもデンマーク生まれです。また、福祉大国としても有名で、実際に私たちも外国人でありながら、その手厚い社会福祉を受けています(医療費無料、出産は健診を含め無料、小学校以降は学費無料、大学生になると国から月に10万円ほどのお小遣いがもらえます)。

北に位置しているため冬が長いのが難ですが、暗く寒い日も、柔らかいろうそくの光が灯る暖かな部屋で、ゆったりくつろぐのがデンマークのヒュッゲ(デンマーク語で「居心地がいい」というような意味)。夏にはみんな、寝る間を惜しんで長い日を満喫するのもデンマーク流です。絶好の観光時期は春や夏ですが、冬季にクリスマスでにぎわうデンマークを楽しみ、ヒュッゲを体感するのもおすすめです。
足立 奈穂(2002年政経)

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地元の高校の卒業記念行事の一コマ

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観光名所ニューハウン



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