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    9. ASIAN STUDENTS ENVIRONMENT PLATFORM 2012 日中韓三カ国の学生による環境に関するフィールドスタディ
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    11. Universitas21 Undergraduate Research Conference 2012 の感想 ①ハードワーク
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「東南アジア青年の船」事業での経験

氏名: 尾崎 優香
国籍: 日本
早稲田での所属: 大学院アジア太平洋研究科修士1年


私は2016年10月末より約2ヶ月間、内閣府青年国際交流事業「東南アジア青年の船」事業に参加しました。この事業は、昭和49年1月に始まり今年で43回目を迎えます。当時の東南アジア各国政府と日本政府の共同声明により始まったこの事業は、現在では東南アジア10ヶ国の政府の積極的な協力の下、日本国政府が実施しています。相互の友好と理解を促進や、青年による青少年健全育成活動の社会活動への寄与などを目的に、日本と東南アジア10ヶ国からの約330名の参加青年が船に乗船し、約2ヶ月間生活を共にします。

2ヶ月に渡る事業中は、日本での国内活動、船内での活動、寄港地での活動を行いました。国内活動では、各国の青年が混合する11グループに分かれ11府県を訪れ、海外青年たちと共に、現地の方々との交流やホームステイを体験しました。
 

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船首からの景色


船内での活動では、8つのテーマに分かれてのディスカッション活動、各国の伝統文化を紹介するクラブ活動やナショナルプレゼンテーションなどを行いました。私たち日本人は、風呂敷や茶道、よさこいの紹介や、各都道府県の魅力を伝える47都道府県プロジェクトなどを行い、日本の魅力を発信してきました。また船内では、他国の青年と3人で1つのキャビンを共有していました。キャビンメイトとは、夜遅くまで深い話をしたり、時にはヌードルパーティーをしたりと、とても濃い時間を過ごしました。
 

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各国伝統衣装を身にまとう参加青年たち


特に印象的だった活動は、風呂敷紹介です。私たちは風呂敷の歴史だけでなく、日本人のエコやもったいないの精神などを紹介しました。その後、色や柄が豊富な風呂敷を使い、バッグやペットボトルなど異なる形や大きさのものの包み方の練習をしました。参加した海外青年からは、「ビニール袋みたいに使い捨てでなくて環境に優しくて良いね」「1枚あれば様々な用途に使えてとても便利」などの声がありました。活動後船内では、たくさんの海外青年たちが風呂敷を活用してくれている姿を見かけました。私たちも普段の生活ではあまり馴染みのなかった風呂敷ですが、この活動を通し、日本人として改めて日本の伝統や文化を学び、海外の人たちへ発信することができました。
 

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風呂敷で作ったバックを掲げる海外青年たち


寄港地では、表敬訪問やホームステイを行いました。私たちはベトナム、タイ、シンガポール、インドネシアの4ヶ国を訪問しました。各国でそれぞれ異なった生活を経験し、伝統や文化、異なる宗教観、現代の生活環境、社会問題などについて肌で感じる貴重な機会になりました。インドネシアのホームステイでは伝統料理を作っていただき、親戚の方も一緒に夕食をとりました。ゆっくりと流れる時間の中で、お互いの文化、価値観や宗教観、将来の夢などについて話し合うことで相互理解を深められただけでなく、ホストファミリーの方々が家族の一員として接してくれたことが一番の思い出です。最終日のお別れの際に言ってくれた「あなたは私たちの娘だよ」という言葉は、この先もずっと忘れません。船が出港する際には、ホストファミリーは学校や仕事を休んで見送りに来てくれました。また近い将来再会できることを楽しみにしています。
 

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インドネシアでの出港式、ホストファミリーと共に


この事業を通して、東南アジアの文化や伝統、生活について知れただけでなく、改めて日本文化や伝統について学ぶ機会にもなりました。また、参加青年やホストファミリーなど多くの出会いに恵まれ、この事業後も繋がっていけるような関係を築くことができました。本当にあっという間の2ヶ月間でしたが、この事業を通して得た学びや繋がりを今後も大切にしていきたいと思います。
 

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11ヶ国の青年混合グループでの写真撮影

 

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