Blog

カレンダー

<<  October 2013  >>
SMTWTFS
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

カテゴリー

  1. Career
    1. わたしのあなた
    2. アメリカ大使館でのインターンシップ
    3. 高田早苗記念研究図書館と私の研究内容
    4. 敗戦から67年
    5. 日本でキャリアを積む~日本人に負けない語学力と文化的知識を~
    6. 人生設計とは?~司法試験から画家になるまで~
    7. 就職活動体験談~第一志望の企業の内定をもらうことは夢ではない~
    8. 就職活動体験談~自己分析とは、「自分を創る事」~
    9. 世界のトップ人材のレベルははるかに高い。だからこそ世界と闘っていくためには、野心と向上心をもとう。
    10. 今の日本人パスポートは天から降ってきたわけじゃない。未来の日本人へのリスペクトを賭けて戦え
    11. OECDインターンシップ 体験レポート
    12. 早稲田に落ち着く私
    13. 自分に嘘をつかず、ワクワクできることに果敢に挑戦する
    14. 就職活動体験記
    15. フィンランドで、アーティストとして、研究者として
    16. 早稲田での経験を生かして
    17. 早稲田との縁は永遠に続く
    18. デンマークからのレポート
    19. WiNメンバーからの近況報告
    20. 早稲田の思い出
    21. 早稲田での経験
    22. 早稲田大学での日々
    23. 高麗大学で教職に
  1. Event Reports
    1. カフォスカリ短編映画祭
    2. C21 Tokyo Challenge
    3. ベトナムサンドイッチ・バインミーと"マイロ"はいかがですか?
    4. グローバル人材育成フォーラムを振り返って
    5. アメリカ大使館のスチューデント・ビザ・デイ
    6. 香港杯を受賞して
    7. アメリカ大使館のStudents' Dayに参加して
    8. 開催報告 ASIAN STUDENTS ENVIRONMENT PLATFORM 2013 2013年8月2日(金)~8月8日(木)日中韓越の学生が韓国にて環境に関するフィールドスタディ実施!
    9. ASIAN STUDENTS ENVIRONMENT PLATFORM 2012 日中韓三カ国の学生による環境に関するフィールドスタディ
    10. Universitas21 Undergraduate Research Conference 2012 の感想 ②遊び
    11. Universitas21 Undergraduate Research Conference 2012 の感想 ①ハードワーク
    12. 第七回外国人日本舞踊大会:早稲田大学の学生出演者アンケートインタービュー
    13. [イベント] 開催報告 Universitas 21 Undergraduate Research Conference 2012
  1. Gourmet
    1. 早大生にとってラーメンとは何か
  1. Others
    1. 「東南アジア青年の船」事業での経験
    2. Facebook WiNオフィシャルファンページがスタートしました
    3. WiNブログがスタートします
  1. Sports
    1. 早稲田大学で陸上を通して学んだこと
    2. 2011ノルディックスキー世界選手権に出場して
    3. 第25回ユニバーシアード冬季競技大会(2011/エルズルム)に参加して
    4. 'BUKATSU'早稲田大学米式蹴球部BIG BEARSの思い出
  1. Study Abroad
    1. インド・モプンチュケット村における移動耕作と持続的発展の可能性
    2. Building the TOMODACHI Generation Programに参加して
    3. Kakehashi Project に参加して
    4. 北京大学ダブルディグリー・プログラムに参加して
    5. カナダでのスノーシュー・キャンプ
    6. アメリカ留学生が早稲田で30年ぶりに再会
    7. 二段階留学の勧め
    8. オーストラリア ブリスベン ただ今留学中!
    9. ひと味違った留学
    10. ゴア大学チョウグルカレッジ短期留学プログラム14日間 ~ 「わたしは何を出来るのか?彼らは何を出来るのか?あなたは何を出来ますか?」
    11. 津軽の海からアフリカ最高峰キリマンジャロへ
    12. ピアノライン~シアトル留学記~
    13. フィンランドで、アーティストとして、研究者として
    14. 中国を知る --上海・復旦大学留学を通して--
    15. なぜ、留学した奴は一味違うのか? ~純ジャパ国教生が明かす、留学事情~
    16. あなたの知らない隣国、中国 ~北京大学で出会ったもの~
    17. アメリカ留学体験記
    18. C'est la vie! これが人生!パリジェンヌもラクじゃない!
    19. 台湾留学記
    20. 北京留学記
  1. Study in Japan
    1. 総理大臣公邸を訪問して
    2. IPSサマー・スクール2016:異文化とのふれあい
    3. サマーセッションで得たもの
    4. 木島平村での"農村体験プログラム"
    5. 早稲田サマーセッション 2015
    6. もうひとつの国際部の物語
    7. 写真の中の、40年間の思い出
    8. 日本・アジア青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプラン」
    9. 過去を楽しみに
    10. 田んぼで草取り~新潟へのフィールドトリップ~
    11. Japan Study アメリカの大学からの学生:参加者からのメッセージ (1983-84)
    12. 早稲田大学への交換留学プログラム体験
    13. 医療・福祉ロボットの開発 ~人間科学学術院・可部研究室の試み~
    14. 黒田一雄教授インタービュー: 日本留学について
  1. Volunteer Activity
    1. わたしたちにできるボランティアの第一歩
    2. 「名取市の被災地でのボランティア体験」
    3. 「東日本大震災復興支援ボランティアに参加して」
    4. ボランティア活動を通して垣間見た世界観
    5. 被災地ボランティア
    6. 東日本大震災特集 「ふんばろう東日本支援プロジェクト」

アーカイブ

2017
03 02
2016
12 11 10 09 08 06 04 02
2015
12 11 10 09 07 06 04 02 01
2014
12 11 10 08 07 05 01
2013
12 10 08 06 05 04
2012
12 10 09 07 05 03 02 01
2011
12 11 10 09 07 06 05 04 03 02 01
2010
12 11 10 09 08 07 06
RSS

Blog:Oct, 2013

ひと味違った留学

昨年に引き続き、韓国の成均館大学より、16泊17日の文化・スポーツ交流プログラム(日中韓Global
Pioneer Spirit Walkathon)へ本学学生が招待を受け、早稲田からは19名の学生が参加しました。
韓国の成均館大学、中国の北京大学、日本の早稲田大学の学生が一堂に集まり韓国南部の木浦から
釜山までの300キロを1日25キロほどの行軍を通じて、アジアの平和を考えていくという趣旨のイベント
です。昨年は一参加者として、そして今年は早大学生リーダーとして参加した江口雄磨さんの体験談を
お届けします。



Profile

氏名:江口雄磨
所属:政治経済学部4年
プログラム期間:2013年8月4日~20日
 

walk3.png

真ん中に江口さん


僕は今回、日中韓Global Pioneer Spirit Walkathonという昨年から早稲田大学が招待を受けた
プログラムの早稲田チームのリーダーを務めた。このプログラムを一言で表現することは難しい。
あえて言えば、「過酷」。更に言うと「日中韓の大学生が寝食を共にして協力しながら、約2週間で約
300kmを歩く」というプログラムだ。なかなか響きはいいかもしれないが、そう一筋縄に行くようなもので
もない。数々の修羅場をくぐりぬけた学生は2週間でたくましく成長し、今年も数々のドラマが生まれた。

「このプログラムは韓国の軍隊よりきついね。」と笑いながら、ある韓国人参加者が言った。僕自身も、
これまで過酷な環境の下、中東・アフリカ・東南アジアなど世界中を一人で旅してきたが、これほどまでに
衝撃的な旅はいまだかつて経験したことがなかった。僕は、留学センターが提供する他のプログラムに
参加したことはないが、このようなプログラムは日本中どこを探しても見つからないだろうし、「心・技・体」
全てにおいて、このプログラムを超越するものはないだろう。
 

walk5.png

行軍中

真夏の灼熱地獄の中、1日25km歩くだけでも大変なことだが、このプログラムは24時間気が抜けない。
「やっと、今日も歩き終わった。」とホッとしていると、1グループ制限時間8分で、コールドシャワーを使って
体を洗い、洗濯物も済ますというミッションが待っている。また、「お腹空いたなぁ。」と言って、勝手にコン
ビニへ行って、おにぎりやパン、飲み物を買うことも許されない。基本的には、出されたものを3食しっかり
食べる。「私は、キムチが嫌いだから。」などと好き嫌いも言っていられない。極めつけは、夜はたいがい
クーラーのない狭いところに押し込まれ、雑魚寝。ルールに違反した者に対しては、チームで連帯責任
としてペナルティが課されるというストイックな環境の中で、根性も鍛え直される。
 

walk4.png

仲良く雑魚寝

同じ東アジアの仲間とはいえ、言語や価値観の違う仲間が四六時中、同じ方向に向って歩き、同じ釜の飯
を食べ同じ屋根の下で生活していれば、当然トラブルも生じる。そうした中で、僕は大きく3つの教訓を得た。

1つ目は、何といってもこのプログラムを乗り越えたことで、これからどんな困難にも立ち向かって行く度
胸がついたこと。腹痛、頭痛、ストレスに悩む人、アキレス腱が切れそうになる限界に達しても、「何として
でも完歩するぞ!」という強い心を持って歩き続けた人もいたが、やはり最後は自分との闘いである。

2つ目は、英語はあくまでツールにすぎない。このプログラムの公用語は英語だったが、1グループ12人の
うち、8人が韓国人、日本人、中国人が2人ずつというメンバー構成のため、日本人や中国人はマイノリティ
となってしまい、韓国語が公用語になってしまうシーンも見られた。そうした中で、英語を使ってどのような
ことができるのか。問われているのは、そのコンテンツだということを再認識した。

最後は、300kmを歩き抜くという共通の1つの目標に向かって、日中韓の学生がスクラムを組み、同じ
ベクトルを向いたことで国境を超えた熱い絆を手に入れることができた。昨今、政治的な関係が冷え
込んでいると言われているだけに、次世代の国を担う若者が、本気で手を携え困難を乗り越える経験を
したことは、非常に価値のあることだ。
 

walk1.png

Mt. Jiriでの頂上で早稲田チーム

どのプログラムも、別れの瞬間は残酷だ。一瞬、幸せそうに見える出会いの瞬間も別離の始まりなのだ。
最終日、早稲田チームのほぼ全員が、帰りのバスが動き出してからも泣き続けていた姿が僕の頭から
離れない。このプログラムは、楽しいだけでは済まされない「過酷」なプログラムである。だからこそ、涙の
背景には、辛い時、苦しい時、うれしい時を共有した仲間に対する様々な感情がうごめくのであろう。
やはり、このプログラムの醍醐味は、数々の試練に耐え、最後まで残った者にしか分からない。こういう
留学の形もある。
 

walk2.png

最後の別れ

Top of page