(1) 概要
英語圏の大学へ留学するには十分な英語力が必要となるのは言うまでもありません。TOEFL(R)テスト(Test of Englis as a Foreign Language)は、主に英語圏の大学・大学院が英語を母国語としない学生の入学要件として課している(スコアカードの提出を求める)英語のテストで、米国の非営利教育団体であるETS(Educational Testing Service)が作成したものです。大学が実施する交換留学などの留学プログラムはもちろん、英語圏への長期留学を目指す人には必要となりますので、早めに受験することをお勧めします。具体的には、TOEFL(R)テストのスコアが要件となっている留学プログラムで留学しようとする場合、原則として留学開始時の1年以上前には、すでに各プログラムが要求するスコアをもっている必要があります。したがって、2012年9月出発の場合、留学センターへの願書提出は2011年の10月ですから、この時点で要求スコアがなければ、応募資格がありません。例年、8月〜9月の試験日が予約で埋まる傾向があるので、早目に受験されておくことをお勧めします。
日本では、2006年7月からインターネット版TOEFL(R)テスト(TOEFL(R)iBT)が開始され、現在は原則としてこのTOEFL(R)iBT のみ実施されています。
テスト内容はリーディグ・リスニング・スピーキング・ライティングの4セクションで構成されます。各セクションは0-30で採点され、全セクションスコアの合計がトータルスコア(0-120)となります(TOEFL(R)PBTは310-677)。
TOEFL(R)iBTは年間30〜40回、土曜、日曜に試験日が設けられています。試験会場は主に大学など教育機関のコンピュータ教室となります。また、そのほかに団体が独自の目的で実施する団体向けテストプログラムTOEFL(R)テストITPもあります。これは原則として学内選考および派遣候補大学へ提出するスコアとしては利用できませんが、一部のプログラムで利用可能です。各自、最新のプログラムリストでご確認ください。
TOEFL(R)iBTのスコアは、その回ごとの受験者全員の成績を元に算出する標準偏差によって計算され、0-120点の幅で表されます。一般にアメリカ合衆国の大学の学部レベルの留学にはTOEFL(R)iBT61点以上の成績が必要といわれますが、各大学が独自に定める基準点はTOEFL(R)iBT61-100点までさまざまです。この基準を日本の大学でいう偏差値などと混同して、各大学のレベルをはかるものとして捉えてしまいがちですが、この基準点は、あくまでも「その大学に入学して通常の授業を受けるのに必要な英語力」として各大学が定めているものですので注意してください。例えば、留学生の受入を熱心に行っている大学では、留学生のための英語補習授業を通常の授業と併行して受講できるよう配慮して、TOEFL(R)iBTのスコアの低い学生でも受入れようとしています。TOEFL(R)iBTは受験後のスコア受け取りまでに約4週間以上かかるため、計画的な受験を行なってください。また早稲田大学で実施しているTOEFL(R)テストITPは、TOEFL(R)iBTよりも手軽に受験することができますので、まずはTOEFL(R)テストITPでTOEFL(R)テストを体験してからTOEFL(R)iBTに臨むことをお勧めします。TOEFL(R)テストITPは原則として学内選考および派遣候補大学へ提出するスコアとしては利用できませんが、一部のプログラムで利用可能です。各自、最新のプログラムでご確認ください。
|